なぜ強みを活かすと良いのか解説する【少ない労力で高い成果を出す】

こんにちは、自己理解キャリアコンサルタントの井上です。

 

この記事では、強みを活かした方が良い理由を解説します。

 

・強みを活かすと良い理由を知りたい

・強みを活かすとなぜ成果が出るのか知りたい

 

このような疑問にお答えします。

 

なぜ強みを活かすと良いのか

なぜ強みを活かすと良いのかの結論です。

 

少ない労力高い成果繰り返し出すことが出来るため

 

強みを活かせる分野では、苦手分野に比べて、少ない労力で高い成果を繰り返し出すことが出来るのです。

 

上記効果については、ネブラスカ大学が3年間で1000人を対象に調査した速読についての研究結果でもわかっています。

 

調査概要

「速読スキルが平均的なチーム」と「速読が得意なチーム」に生徒を分ける。

2週間両チーム同じ速読訓練を行い、1分間あたりの文字数の伸びを測定。

 

結果は以下の通り。

 

「速読スキルが平均的なチーム」では約1.7倍の伸びでしたが、「速読が得意なチーム」は約8.3倍も速読数が伸びたのです。

「速読スキルが平均的なチーム」の2週間後の結果は、「速読が得意なチーム」の初回の結果よりも低いです。

 

強みを活かすことで、少ない労力で高い成果を上げることが出来るのです。

逆に自分が苦手な分野で戦っても強みを活かしている人には相当な努力をしなければ、追いつけないことがわかります。

 

なぜ強みを活かすと成果が出るのか

なぜ強みを活かすと成果が出るのかの結論です。

 

あなたにとってアタリマエのことをしているから

 

強みを活かすと成果が出る理由は「アタリマエ」のことをしているからです。

 

では、「アタリマエ」の正体は何か。

最も強い脳の神経回路です。

 

人は1日に約9000回意思決定をしていると言われています。

その中の多くは、問題を分析し検討するのではなく、一瞬で無意識に判断されています。

 

その判断を脳の神経回路が行っており、最も抵抗が少ない回路を使って意思決定をしているのです。

この抵抗なく使える回路が強みの正体です。

 

最も抵抗が少ない回路で意思決定する

 

同じ回路を使った意思決定を無意識に繰り返し行っているので、少ない労力高い成果繰り返し出すことが出来るのです。

 

「アタリマエ」によって繰り返し成果が出る

「アタリマエ」が繰り返しの成果を作ります。

 

例えば、Aさんにとっての「アタリマエ」は、「わからないことがあったら、納得するまで自分で調べる」ことです。

納得するまで自分で調べるので、深い知識を持っており、どんな質問に対しても正確に答えられることが強みになります。

 

Aさんは無意識に「わからないことは納得するまで調べる」ので、深くて正確な知識を持つという強みは、様々な場面で繰り返し見られます。

Aさんの強みによって、ごく自然に繰り返し成果を出すことが出来るのです。

 

強みを活かすために、まず「アタリマエ」に気づく

強みを活かすためには、まず自分の「アタリマエ」に気づくことが大切です。

 

「アタリマエ」は、最も強い脳内の神経回路なので、気づきにくい。

そのため強みを自覚することが難しいのです。

 

「アタリマエ」を知るために有効なのが、「ストレングスファインダー」というツール。

 

ストレングスファインダーは、「アタリマエ」を34種類の「資質」に分類し言語化しています。

ストレングスファインダーを受けることで、あなたの「アタリマエ」を言語化することが出来ます。

 

ストレングスファインダーの診断方法はこちら。

 

まとめ

今回は、強みを活かした方が良い理由を解説しました。

 

強みを活かすと、少ない労力高い成果繰り返し出すことが出来ます。

その理由は、自分にとって「アタリマエ」のことをしているからなのです。

 

強みを活かして、成果をあげていきましょう。

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