“内発的動機づけ”と”外発的動機づけ”の違いとは?【わかりやすい】
こんにちは
自己理解キャリコンの井上です。
今回は内発的動機づけと外発的動機づけの違いを解説します!
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・”内発的動機づけ”と”外発的動機づけ”の違いを知りたい
・自分の内発的動機づけって何か知りたい
・もっと自分のやりがいに素直に仕事をしたい
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と思っているあなたにオススメです!
内発的動機づけとは?
最初に内発的動機づけとは何かを解説します。
内発的動機付けはあなたの興味や楽しさなど内側の欲求に基づく動機付け。
「行動自体が目的である動機付け」とも言いかえられます。
内発的動機づけの具体例
内発的動機づけの具体例としては以下が挙げられます。
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・興味があるから勉強する
・楽しいから絵を描く
・楽しいから人と話す
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いずれも行動すること自体が目的になっています。
外発的動機づけとは?
続いて外発的動機づけを解説します。
外発的動機付けは報酬や罰、評価などあなたの外側に基づく動機付け。
「行動とその目的を分けることができる動機付け」とも言いかえられます。
外発的動機づけの具体例
外発的動機づけの具体例としては以下が挙げられます。
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・上司に叱られるから資料を作る
・お金をもらえるから仕事する
・人にかっこよく見られるから仕事をする
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行動とその目的を分けることが出来ます。
内発的動機づけと外発的動機づけの特徴
内発的動機づけと外発的動機づけの特徴は一般的に以下のように言われています。
[box class=”pink_box” title=”内発的動機づけの特徴”]
・行動が持続的
・1人1人異なるため比較しずらく見つけにくい
・やること自体にワクワクする
[/box]
[box class=”blue_box” title=”外発的動機づけの特徴”]
・行動の持続性が低い
・比較しやすくわかりやすい
・瞬間的に行動のやる気があがる
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内発的動機づけと外発的動機づけの線引
何が内発的動機づけで何が外発的動機づけなのか、線引を紹介します。
最初に記載した通り、内発的動機づけと外発的動機づけを以下のように言うことが出来ます。
[box class=”pink_box” title=”内発的動機づけ”]
行動自体が目的である動機付け
[/box]
[box class=”blue_box” title=”外発的動機づけの特徴”]
行動とその目的を分けることができる動機付け
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内発的動機づけは狭い
上記のように定義すると、ほとんどの活動が外発的動機づけによるものと言えます。
内発的動機づけは行動自体が目的である必要があるため、とても狭いです。
例:お客様に喜んでもらうために資料作成する
例えば
「お客様に喜んでもらうために資料を作成する」
も外発的動機づけに該当します。
資料作成自体が目的ではなく、
お客様に喜んでもらうことが目的のため、
行動と目的を分けることが出来るからです。
※「楽しいから資料作成する」は内発的動機づけになります。
自己決定理論
上記例の
「お客様に喜んでもらうために資料を作成する」は
限りなく内発的動機づけに近い外発的動機づけです。
自己決定理論では外発的動機づけを細分化しており、
限りなく内発的動機づけに近い外発的動機づけが存在します。
自己決定理論については別記事で紹介しますね。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
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内発的動機づけが良くて外発的動機づけが悪いの?
このように記載すると
内発的動機づけが良くて
外発的動機づけが悪いのか?
という疑問があるかと思います。
僕は一概にそうとは言えないと思います。
外発的動機づけが効果を発揮する場合もあります。
両側面を理解して判断していく必要があると思っています。
内発的動機づけは見えにくい
内発的動機づけは1人1人違うためわかりにくいです。
これまでは外発的動機づけが中心になっていました。
個人のキャリア選択が重視されるようになってきているからこそ
内発的動機づけに目を向ける必要があります。
内発的動機づけも選択肢に入れる
キャリア選択をするときにはどうしても外発的動機づけが基準になる場合が多いです。
僕も過去外発的動機づけをベースに転職活動をして失敗した経験があります。
今後納得するキャリア選択をするには内発的動機づけに基づく選択肢を出す必要があると感じています。
その方法を以下に記載したのでよければご覧ください。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
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内発的動機づけを見つける4つの方法
あなたの内発的動機づけを見つける方法を4つ紹介します。
詳細は別記事で作成予定なので、ここでは概要だけ記載します。
1.ストレングスファインダーを活用する
1つ目は才能診断ツール「ストレングスファインダー」を活用する方法です。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
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ストレングスファインダーは無意識の「思考・行動・感情パターン」がわかります。
この中にあなたが無意識に行動自体を目的としているヒントが見つかるはずです。
以下から34資質の特徴がわかる一覧を取得できます。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
【無料配布】ストレングスファインダー34資質の特徴・強み・弱み一覧
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2.過去充実した経験を深堀りする
過去充実した経験を深堀りして、行動自体に楽しさを感じたことを発見する方法です。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
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3.現在の行動を書き出し楽しさを見つける
現在、日々取り組んでいることを洗いだして、その中から行動自体に楽しさを感じることをピックアップします。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
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4.仕事の興味から見つける
関心のある仕事は内発的動機づけになります。
以下で興味を持てる仕事を見つける方法を紹介しています。
[box class=”white_box” title=”合わせて読みたい”]
興味を持てる仕事を見つける方法【ホランドの三角形・RIASEC推奨】
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内発的動機づけは人によって異なるので、1人1人見つける必要があります。
“動機”と”動機づけ”の違い
今回はメインで扱いませんが、”動機”と”動機づけ”には違いがあります。
動機は何かを始めるきっかけとなる開始要因です。
参考資料によると動機付けの過程の1つに位置づけられます。
動機づけは何かを始めて目標を達成するまでの過程全てを指します。
動機づけには以下の特徴があります。
動機はこの中の一部ですね。
使い方に誤りなどあればご指摘いただけると幸いです。
想いとしては”内発的”と”外発的”な選択肢があることを中心に理解いただけると幸いです。
あなたのキャリア選択にお役に立てば幸いです。
参考資料
以下書籍を参考にしております。
まとめ
今回は内発的動機づけと外発的動機づけを解説しました。
それぞれ以下のように言うことが出来ます。
[box class=”pink_box” title=”内発的動機づけ”]
行動自体が目的である動機付け
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[box class=”blue_box” title=”外発的動機づけの特徴”]
行動とその目的を分けることができる動機付け
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一概にどちらが良い悪いではありませんが、
従来あまり着目されていなかった内発的動機づけが
今後は大切になってくると感じています。
両特徴を理解しあなたのキャリア選択に役立てていただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!