こんにちは、自己理解キャリアコンサルタントの井上です。
僕は、会社員時代、毎朝1時間の自己理解を3ヶ月間続けました。
合計100時間以上自己理解しました。
当時、どんな方法で自己理解をしたのか、どんな効果があったのかを紹介します!
また、これから自己理解を始める人は、どうやって自己理解を始めていくのが良いかを紹介します。
これから自己理解を始めたい方の参考になれば幸いです。
本記事の一番最後で僕が取り組んだ自己理解ワークの結果をまとめてプレゼントします!
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あなたが自己理解を始める上で参考になるかと思います。
ぜひ最後までご覧いただけるとうれしいです!
この記事の目次
自己理解のきっかけ
自己理解を始めたきっかけは大きく3つあります。この3つが同じタイミングで揃って「あっ、これは自己理解するしかない」と思いました。
1.かっこよく自分語りをする人に出会う
朝渋というコミュニティに入っており、朝渋で知り合った人が、自分の人生についてかっこよく語っていたんですね。
その人は、自分の性格や長所/短所を自分で受け止めていて、ストーリーで人生を語るんですよ。
それを見て「かっこいいな、本来自分のことって自分が一番知ってるはずなのに語れないのってなんかおかしいな」って思ったんですよね。
2.転職活動で自分が本当に何をしたいのかを伝えられなかった
2017年夏頃に、仕事が大変過ぎて、このままこの環境にいたら、潰れてしまう・・・。と思って転職活動をしました。
大学時代から「人の人生を前向きに出来る仕事がしたい!」ってずっと思っていたのですが、実際にエージェントに伝えるとなると、それが何かをうまく言葉に出来ませんでした。
それで「企業の人事部ですかね・・・」みたいな自分で納得していない回答をして、自分がやりたいことをちゃんと伝えられるようになりたいなと思ったんですよね。
3.やぎぺーさんのTwitterを見る
自己理解やぎぺー(八木仁平)さんのブログに出会い、辛かった気持ちがかなり助けられていました。
そのやぎぺーさんが「自己理解すると良い!」と推奨していました。
これがきっかけで「自己理解をして自分を知ると、人生が変わるかも!」と思って、自己理解を始めました。
自己理解の期間と取り組んだ時間
自己理解に取り組んだ期間と時間です。
自己理解の期間
2017年11月末~2018年3月上旬の約3ヶ月
自己理解した時間
・平日朝7時~9時(この中で1時間~2時間)
出社前に会社近くのカフェで一人で自己理解していました。
・休日も午前中1~2時間自宅や近くのカフェで自己理解しました。
3ヶ月間で100時間以上自己理解しました。
自己理解する上で決めていたこと
自己理解をする上で、3つのことを決めていました。
1.絶対朝やる
以下2つを何かの本で読んで、やるなら絶対朝だ!と決めていました。
「朝は”脳のゴールデンタイム”と言われており、一日の中で最も生産性が高い時間である」
「人生で一番大切なことは朝やると良い」
夜にしていたら、疲れてここまで続けられなかったので、朝にして正解でした。
2.仕事を早く終わらせる
自分の仕事が終わったらダラダラ残らず、かつ周りの目を気にせず帰ることを決めていました。
自己理解の時間を確保するのが、最優先事項と言い聞かせていました。
3.早く寝る
朝起きるには早く寝ることが大切です。
なるべく22時~23時の間、遅くても24時までには寝るようにしました。
モチベーション
なぜ3ヶ月も自己理解を続けられたのか。
自己理解を続けたモチベーションは、「自分を知りたい!」これだけです。
自分を知れば何か道が開けると思い、とにかく自分を知りたいと思って取り組んでいました。
自己理解で取り組んだこと
当時は、自己理解の進め方やここまでやれば完了などの情報がほとんどなかったので、完全に手探り、自己流で進めていました。
そのため、無駄なことも沢山していたと思います。その中で得られたこともあるので、3ヶ月で取り組んだことを時間軸で9点記載します。
1.ストレングスファインダーの結果から、自分の特徴を知った
やぎぺーさんが紹介していたこともあり、自己理解ツールとして、ストレングスファインダーを使いました。
当時使ったストレングスファインダーの結果はこちら。
まずは、資質の特徴と知ろうと思い、上位5資質の特徴を以下のようにExcelでまとめました。
当時作った資料を本ページ最後でプレゼントします!
上位5資質分を載せているので、参考に見てみてください。
また、資質の特徴を知る方法はこちらの記事でも紹介しています!
2.エニアグラムの結果から、自分の特徴を知った
エニアグラムという自己理解ツールも使いました。エニアグラム受けたい方はこちら
僕のエニアグラムの結果は「タイプ6」です。
エニアグラムタイプ6の特徴をExcelでまとめました。
エニアグラムも当時作った資料もプレゼントします!
タイプ6の特徴を参考に見てみてください。
一部ストレングスファインダーとの紐づけもしています。
3.自分が好きなことを過去の経験やストレングスファインダーの結果と紐づけた
当時、自分が好きなことはなんだろうと考えた時に出てきたのが2つ。
①説明すること/教えること
②深い話をすること
なんでこれらが好きなのかを過去の経験やストレングスファインダーの結果と紐づけました。
こちらの結果も最後にプレゼントします!
今でも、人に何かを伝えて、その人が前向きになれるのはうれしいですし、深い話をするのも大好きです!!
この2つは自己理解キャリアコンサルタントの活動における大きなモチベーションになっていることは確かです。
4.「行動パターン」と「思考パターン」を分類する
自分が良くする「行動パターン」や「思考パターン」を洗い出して、ストレングスファインダーやエニアグラムの結果と結び付けました。
こちらの結果も最後にプレゼントします!
この表を作った頃から、無意識の「行動」や「思考」パターンに理由があることに気づくきっかけになりました。
「あっ、今この発言した理由は”調和性”の資質かも!」や
「突発の対応が入って、別の仕事がお客様の期日通りに終わらない可能性があるから、”責任感”の資質で言いにくいけど、期日を延ばせるか聞いてみよう!」
など普段何気なくしていた行動と資質が紐づくようになりました。
普段の「行動」や「思考」を一歩立ち止まって考えることが出来て、自分を自分でコントロール出来ている感覚になりました。
5.自分のキャッチコピーを見つけた
このあたりで、もっと端的に自分を表現できないかと考えました。
僕は、やりたいことが沢山あって動き回るけど、心配性だなと思い
「石橋を叩いて走って渡る!」
というキャッチコピーを思い付きました。
本当にこの橋を渡って大丈夫か心配で考えるけど、「大丈夫!」というGOサインが出たら、全速力で駆け抜けるため、このキャッチコピーにしました。
今もそうです。どこを目指すかわかった後は、全速力でドンドン進みます。
キャッチコピーを見つけたことで、今まで中々行動出来ないと思っていた自分を
「今は石橋を叩いている時だ。叩き終わったら、あっという間に前進する!」
と自信を持って言えるようになりました。
動いていない時間も僕にとっては大事な時間で、それを認められるようになりました。
6.特徴的なパターンを一覧にした
キャッチコピーを作ったことで、僕の特徴的なパターンがわかりました。
「調和」×「慎重」×「実行」
です。僕はこの3つをメインに動いているなと気付いたのです。
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特徴的なパターンにまとめられて、僕の強みが整理されたように感じました。
7.これまでの価値観と今(2017年12月)の価値観を比較した
学生時代の僕の価値観(=人生で大事にしていること)は、「偏差値の高い大学を出て」「大手企業の会社員として終身雇用で働くこと」でした。
会社員になって、上記価値観に違和感を覚えて、色々な本を読むようになり、他の生き方もあることを知りました。
昔の価値観と今の価値観が変わっていると感じたため、価値観の変化をまとめました。
こちらの結果も最後にプレゼントします!
今まで信じてきたことから、大きく逸れる価値観になったため、とても辛かったです。
今までの価値観と新しい価値観がバチバチ戦っている感覚でした。
この違和感に向き合えたことは、独立して自己理解キャリアコンサルタントとして活動する上で、大きいです。
8.自分史を作る
これまでは、時間軸とは無関係に、自分のことを深堀りしてきました。
次は、時間軸に沿って今までの経験を想いを振り返りたいと思い、自分史を作りました。
こちらの結果も最後にプレゼントします!
自分を作るのに約2ヶ月かかりました。
自分の人生のポイントを表現出来たと感じます。
9.自分史=過去の自分のエピソード深掘り
自分史を作るのに2ヶ月近くかかったのには理由があります。
8番の自分史は一枚にまとめていますが、それを作るのに過去のエピソードを色々な角度で深掘りしました。
・なぜ学生時代に勉強を頑張ったのか
・なぜ塾講師が楽しかったのか
・なぜ成功したか/なぜ失敗したか
特に塾講師のアルバイトは、今までの人生に大きく影響を与えており、自分の中に落とし込むまで2週間くらいかかりました。
塾のアルバイトについて、深掘りをしていた時の一部です。
塾で働く他の講師達に対して、僕がリーダーとして研修を企画した時のエピソードです。
リーダー経験がなくて、僕自身にも一緒に取り組んでいた後輩にもしんどい思いをさせてしまった苦いエピソードです。
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塾講師時代のエピソードをまとめています。
生徒指導より、教室運営に携わったエピソードがメインです。
このように当時の出来事をひたすら思い出して、書いていました。
ポイントは、「なぜそうのように思ったか」など気持ちにフォーカスすることを意識しました。気持ちとか本質的な動機を捉えることが重要です。
資質と紐づけたりもしていました。
これから自己理解を始めたい方にオススメの流れ
これまで僕が自己理解をした方法を時間軸ベースで説明しました。
上記の中で、これから自己理解を始めたい!という方にオススメの流れを紹介します。
1.ストレングスファインダーの結果から、自分の特徴を知る
2.「行動パターン」と「思考パターン」を分類する
3.自分史=過去の自分のエピソード深掘り
4.価値観の深掘り
5.自分史としてまとめる
1.ストレングスファインダーの結果から、自分の特徴を知る
まずは、ストレングスファインダーの結果から資質の特徴を知ることから始めることをオススメします。
ストレングスファインダーの特徴を知ることで、「行動パターン」「思考パターン」と資質を紐付けることが出来るようになります。
2.「行動パターン」と「思考パターン」を分類する
続いて、「行動パターン」と「思考パターン」を分類します。
これだけでも、自己理解はかなり深まります。
日常生活でどんな「行動パターン」「思考パターン」になっているか意識してみてください。
3.自分史=過去の自分のエピソード深掘り
続いて過去のエピソードを深掘りしてみてください。
これは大変な作業かと思いますが、過去の経験から自分の「成功パターン」「失敗パターン」を知ることで、自信を持てます。
4.価値観の深掘り
続いて価値観を深掘りしてみてください。
過去のエピソードを掘り下げた上で、価値観を深掘るとなぜあなたがその価値観を大切にしているかがわかります。
5.自分が好きなことを書き出してみる
次にあなたが好きなことを書き出してみましょう。
過去のエピソードも参考に、あなたが本当に好きなことを書き出してみてください。
僕は2つでしたが、何個でも大丈夫ですし、無理に資質と結びつける必要はありません。
6.自分史としてまとめる
最後に自分史としてまとめましょう。
書かれていることは、ここに記載されていることは、これまでのあなたの経験で大切なことばかりです。
今後の糧になること間違いないです。
この中で特にやってよかったことベスト3
ここからは僕が取り組んだことの振り返りです。まずは、やってよかったことです。
1位 過去の自分のエピソード深掘り
1位は過去の自分エピソード深掘りです。
一番大変でしたが、よかったです。
「楽しいこと」や「辛いこと」「成功したこと」「失敗したこと」全ての自分をありのままに受け止めました。
朝からめっちゃ嫌なことを思い出して、10分くらい動けないこともありました。
「これら全部通じて自分なんだ!」と受けられることになったのが、本当に良かったです。
それによって、色々なことに自信が出て、活き活きと過ごせるようになりました。
大変な作業かもしれませんが、自分を知ると見える世界が本当に変わりますよ!
2位 価値観と向き合った
2位は価値観と向き合ったことです。
僕は昔からおばあちゃん子で、自分史にもあるように祖母から大きな影響を受けていました。
祖母から教えてもらったことは大きく2つ。
1.大手企業で長く勤めること
2.友達を大切にすること
学生時代までは、どちらも僕が大切にしていることで、揺るぎない価値観でした。
特に2番は今でも大切にしており、ありがたいことに僕には心優しい友人が沢山います。
1番については、会社員で働き始めて違和感を覚えてしまいました。
「このまま定年までこの会社で勤めて幸せなのか・・・」
毎日悩んでいました。
自己理解をして価値観と向き合うとことで、新しい価値観に変わりつつあることに気づきました。
「一度しかない人生だから、好きなことをして後悔のない選択をしたい」
これが新しい価値観です。
祖母から教わり、27年間アタリマエだった価値観とどちらが正しいのかわからず、悩みました。
自分が信じる価値観を受け入れることにしました。
どちらが正しいとかではなく、自分で後悔しない選択をしようと思いました。
3位 「行動パターン」と「思考パターン」を分類した
3位は「行動パターン」と「思考パターン」を分類したことです。
行動パターンと思考パターンを明確にすることで、「本当にこれで良いのか?」今までの行動を一歩立ち止まるようになりました。
自分を意識的にコントロールしている感覚です。
これによって「辛い理由」とかもわかって、必要以上に悩むことがなくなりました。これをきっかけに自信を持てるようになりました。
改善点ベスト3
1位 自分史エピソードで不要な経験も深掘りもしてしまった
過去エピソードの深掘りであまり必要ない深掘りにも時間をかけてしまいました。
例えば、大学時代沢山旅行に行っていたのですが、毎回の旅行深掘りです。
ただ、楽しんでしてただけなので、詳細まで振り返る必要なかったなと思います。笑
2位 深掘りした内容を誰かと共有すれば良かった
自己理解のオンラインサロンに入って気付いたのですが、自己理解は一人でやるより誰かと一緒に取り組んだ方が良いです。
他者と比較したり、他者からの何気ない一言で、気づくことが沢山あります。
ストレングスファインダーで言うと、自分が上位にない資質の人との話を聞くと、アタリマエが違いすぎて、驚くことが多いです。
3位 自己理解をしたら行動すること
自己理解だけ続けていると終わりがありません。キリがないです。
区切りをつけて行動してみることをオススメします。個人的には3ヶ月は少し長かったかなとも思います。
自己理解をすると、「こんなことをしてみたい!」「こんな自分になりたい!」と思えることが出てきます。
僕は自己理解をして「人の人生を前向きにする仕事をしたい!」とより強く思うようになりました。
この時に自己理解だけで止まってしまったら、実現出来ません。自己理解をしたら、ぜひ一歩進んでみてください。
僕は、自己理解を終えた後、やぎぺーさんのコーチングを受けました。
自己理解したことを誰かに話すことで、以下のメリットがあります。
1.やりたいことを口に出すことでより確信が強くなる
2.後押ししてもらえる
このコーチングがきっかけで、自己理解キャリアコンサルタントとしての活動がグッと近づきました。
僕もコーチングを行っているので、自己理解をしてフィードバックを受けてみたいという方はぜひお申込みください!
得られたこと
これまでと重複する内容があるかもしれませんが、得られたことです。
1.自分を客観視出来るようになった
自己理解で自分の「行動パターン」と「思考パターン」がわかりました。
それによって、以下のように自分を客観視出来るようになりました。
「今こういう風に考えたのは、こういう理由だ」
「こういう行動を取ったのはこういう理由だ」
それによってこのまま進んで良いのかどうかを一度立ち止まって冷静に判断出来るようになりました。
これによって、「どうしよう・・・」と無駄に悩む時間が減り、仕事のスピードが上がりました。
2.自分と他者とで考えていることが違うとわかり、周囲の目を気にしなくなった
僕はこの資質を持っているけど、他の人は別の資質を持っているから、考えていることが違うのはアタリマエ。
と思えるようになりました。価値観も同様です。
自分が気にすることを相手が気にしなかったり、自分が気にすることを相手が気にすることが自然と思うようになりました。
その結果、相手に自分を意見を押し付けることや、相手の厳しい発言に対しても心を痛めることが減りました。
3.自信が出た
自己理解をして、自信が出ました。
「必ずしも誰かと同じやり方でなくて良い、自分らしいやり方で良いんだ」と思えたためです。
過去の経験から、うまくいったパターン/うまくいかなかったパターンもわかったので、うまくいくパターンで取り組むことを意識出来るようになりました。
まとめ
僕が会社員時代に3ヶ月間取り組んだ自己理解の内容をまとめました!
最後に取り組んだ内容とPDF資料をまとめてプレゼントします。
以下から公式LINEに友達登録してお受け取りください!
1.ストレングスファインダーの特徴をまとめる
2.エニアグラムの特徴をまとめる
3.好きなことを分析する
4.「行動パターン」と「思考パターン」を分類する
5.キャッチコピーを作る(資料なし)
6.特徴的な強みを分類する
7.過去の価値観と現在の価値観を比較する
8.自分史を作る
9.過去の自分の経験を深掘る
自己理解をすることで、あなたが前向きになることは間違いないです!
ぜひ、これから自己理解に挑戦してみたいという方は参考にしてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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