【いきなり転職は危険!】後悔しないキャリア選択をするには、転職相談前に自己理解をすることが重要

こんにちは、自己理解キャリアコンサルタントの井上です。

 

あなたは転職に関してこのような不安はありませんか?

「やりことが出来ると思って転職して、また違ったらどうしよう・・・」

「人間関係が嫌で転職したけどまた人間関係が微妙だったらどうしよう・・・」

 

このような不安は、自己理解をすることで、解消することが出来ます!今回、自己理解を2種類紹介します。

「想いを叶えるための自己理解」「転職で成功するための自己理解」です。

特に「想いを叶えるための自己理解」が重要です!

 

今後のキャリアで後悔しないために自己理解に取り組んでみてください!

 

転職活動の流れ

まずは転職活動において、自己理解にどのくらいの時間がかけられているのか。大手転職エージェントのサイトに載っている一般的な転職スケジュールです。

全体の平均が2~3ヶ月の中で、自己理解は「転職準備」の中に入っており1~2週間です。

転職スケジュール

リクナビNEXT引用

 

転職の目的

転職をする目的は何でしょう?

理由は人それぞれだと思いますが、以下が代表として挙がります。

・他にやってみたいことがある

・給与をアップしたい

・人間関係が良くない

・時間・精神的なゆとりがほしい

 

転職世論調査をリクルートキャリアがしており、転職理由が載っているので、参考に。

 

上記のような希望を叶えたい、不満をなくしたいといった「想い」から転職をします。転職を実現するために自己理解をするのです。

まとめると以下のようになります。

転職フロー

【想い】希望を叶えたい・不満を解消したい

【実現方法】転職

【転職で成功するための】自己理解

「転職で成功するための自己理解」で明確にすること

上記のフローにおいて、「転職で成功するための自己理解」で行うことは大きく二点です。

転職で成功するための自己理解

1.企業選びの軸を明確にする

2.キャリア・経験の棚卸しをして、強みを言語化する

それぞれ説明します。

1.企業選びの軸を明確にする

自分の中でどんな企業に入りたいか、企業を選ぶために優先順位を付けます。

「やりがい」「給与」「社風」「勤務時間」「自宅からの距離」などから何を重視するのか決めるのです。

 

2.キャリア・経験の棚卸しをして、強みを言語化する

「これまで取り組んできたこと」「工夫したこと」「感動したこと」「身についたスキル」など、経験を通じて得られたことを言語化していきます。

企業選びの軸を決める上でも参考になりますし、企業に向けてPRするためにも必要です。

 

転職で成功するために上記のような自己理解に取り組みます。

 

この流れには、大切な自己理解が抜けている

これまでお話した自己理解は、「転職で成功するために」大切な自己理解です。

しかし、先程のフローは、あなたがキャリアを選択する上で、最も大切な自己理解が抜けています。

それは、「想いを叶えるための自己理解」です。

 

先程のフロー。

先程のフロー

【想い】希望を叶えたい・不満を解消したい

【実現方法】転職

【転職で成功するための】自己理解

 

想いを叶えるための自己理解」が入ったフローはこうなります。

 

フロー

【想い】希望を叶えたい・不満を解消したい

【想いを叶えるための】自己理解

【実現方法】転職 or 今の会社に残る or 副業 or 独立

(転職を選んだ場合)

【転職で成功するための】自己理解

 

想いを叶えるための自己理解が必要

キャリアを選択する上で、最も大切な自己理解は、「想いを叶えるための自己理解」です。

あなたが抱く想いと向き合い、「なぜそのように思うのか」「どうやって実現するか」自分の中で腑に落とすのです。

例を2つ紹介します。

例1:給与を上げたいという想い

給与を上げたいという想いの場合。まず考えてほしいのは、あなたが本当に必要な給与はいくらか・なぜそう思うのかです。

 

<検討した結果、今のままでは足りないとわかった場合>

実現方法を検討します。転職するのか・今の会社で交渉するのか・副業するのかなどです。ここで初めて「転職」という選択肢が出てきます。

 

<検討した結果、今のままでも足りるとわかった場合>

本質的な原因を突き止めます。例えば、給与は今のままでも十分だけど、頑張っているのに評価をしてもらえてないことが不満なのかもしれません。

根本的な原因がわかった後に、上記のような実現方法を検討します。

この自分の本質的な問題を知らずに転職するのが危険です。なぜなら、転職して給与が上がっても同じく評価が厳しければ、あなたの心が満たされないず、転職を後悔する可能性があるからです。

 

例2:人間関係を変えたいという想い

人間関係を変えたいという想いの場合。まずは、相手のどんなところが嫌なのかを明確にしましょう。

「指示だけして全くフォローしないのが嫌」「飲み会の誘いが多いのが嫌」「陰口ばかり言うのが嫌」など様々な理由があると思います。嫌な理由を明確にした上で、なぜあなたがそれを嫌を感じるかを考えましょう。

それによって、あなたが本当に嫌と感じていることがわかります。「一人で仕事を進めるのが嫌」「自分の時間を取れないのが嫌」「ネガティブな話を聞くとエネルギーを失う」などあなたの本質的な性格から嫌な理由を明確にしましょう。

その上で、どう解消していくかを決めましょう。「転職して環境を変えるのか」「自分の立ち回りを変えるのか」などです。本質的な理由がわかっていないと、転職をした後も同じ理由で人間で悩んでしまう可能性があります。

 

「想いを叶える自己理解」をすると、あなたの想いを叶える方法は転職以外にもあることに気づきます。「転職」が一番思いつきやすい方法かもしれませんが。一歩止まって本当の理由を明確にしてみてください。

転職エージェントへの相談タイミング

転職エージェントでは、「転職」をすることが前提にあります。そのため、全てのエージェントが「想いを叶えるための自己理解」を深掘りしてくれるとは限りません。

「内定が出たし、年収も悪くないから、転職する」といった思考停止状態でエージェントを利用すると、本来の叶えたいことを叶えられず、その後も転職を検討することになる可能性があります。

僕が「想いを叶える自己理解」をする前に相談した転職エージェントも、大まかな転職理由のヒアリングはありましたが、企業選びの軸やキャリアの棚卸しなど、「転職で成功するための自己理解」が中心でした。

エージェント側は、内定が出た際に、企業側から報酬をもらえる仕組みです。全てのエージェントがそうとは、限りませんが、中には、決まりやすい求人を強引に紹介するエージェントもいます。

自分の想いを叶える方法は転職だ!と言った自信を持ってから転職エージェントに相談することをオススメします!

 

想いを叶えるための自己理解をする方法

想いを叶えるための自己理解をする方法を4つ紹介します。

1.紙に書き出してみる

現状不満に思っていることやどのような状態になれば理想なのかを紙に書き出してみましょう。漠然と考えているだけでなく、紙に書き出すことで思考が整理されます。

2.価値観を明確にする

働く上であなたが何を大切にしているかを知ることは大切です。

価値観を明確にするために「ドナルド・E・スーパー」が提唱している”14の労働価値”から、あなたが大切にしている価値観を5つ選んでみてください。そしてその価値観の満足度を10段階で評価してみましょう。あなたが何に価値を感じていて、今何に不満を感じているのかがわかります。

3.自己理解ツールを使う

ツールを使って自分の特性を知りましょう。特に人間関係で悩んでいる方は、ストレングスファインダーがオススメです。相手との相性を資質を使って客観的に見ることが出来ます。

4.キャリアコンサルタントに相談する

キャリアコンサルは、エージェントと異なり企業側から報酬をもらうわけではないので、企業を無理矢理紹介するようなことはありません。相談者の話に耳を傾け、親身になって相談に乗ってくれます。あなたの本当の気持ちを引き出してくれます。

エージェントとキャリコンへのオススメの相談内容

 

僕のコーチングでも、あなたが叶えたい気持ちにフォーカスすることを大切にしています。あなたが悩んでいることの本質を明確にして、あなたらしい選択が出来るようサポートします。

自己理解期間の妥当性

冒頭で、自己理解の期間が一週間と記載がありました。

「転職することが決まっている場合は」一週間でも可能かと思います。しかし、想いを叶えるための自己理解をする場合は深掘りが必要なので、1週間では短いです。大切な選択なので、納得出来るまで時間をかけて取り組むことをオススメします。

まとめ

転職で後悔しないための自己理解について紹介しました!

ポイントは、転職と決める前に本当に転職が必要なのか?あなたが本当に悩んでいることは何なのかを突き詰めるための「想いを叶えるための自己理解」が重要ということです。

自分の気持と向き合い、後悔しないキャリアを選択しましょう!!

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